高さ約80～100mもの断崖が約7kmに渡って続く高千穂峡。その雄大な渓谷美は、阿蘇山の火山活動で噴出した火砕流を五ヶ瀬川が侵食して作られました。まさに自然が生み出した日本を代表する景勝地のひとつです。

杉の木が立ち並ぶ森の中に静かに佇む神社。夫婦円満、縁結びにご利益があるとされ、天孫降臨の道案内をした「猿田彦命（サルタヒコノミコト）」と、天岩戸前で楽し気に踊って天照大御神（アマテラスオオミカミ）を誘い出した「天鈿女命（アメノウズメノミコト）」が結婚して住まわれた地と伝えられています。

天安河原は、天岩戸神社西本宮から岩戸川に沿って徒歩約10分の場所に位置する大洞窟。日本神話の舞台となった場所で、洞窟内に無数に積まれた石が神秘的な雰囲気を一層引き立てています。

2日目は高千穂が誇る農産物の1つである椎茸の収穫を体験！椎茸ができるまでの行程を学び、収穫。採れたてをその場で焼いて食べる味わいは格別です。

竹筒に鶏肉や椎茸などを入れて炭火で焼く高千穂ならではの郷土料理。夜神楽を観ながら、かっぽ酒とともに楽しんでみては。

夕食後は夜神楽見学へ。高千穂神社の境内にある神楽殿では1年を通して開催していて、手力雄の舞、細女の舞など、見どころを1時間のダイジェスト版で上演しています。解説付きなのも嬉しい！

3日目は朝から茶畑へ。完全無農薬・有機JASの認定も取得している匠の元で茶葉の手摘みと手炒りを体験します。全日本茶品評会農林水産大臣賞を受賞した茶房での一服は格別です。

最終日のランチは、ちょっと豪華に高千穂牛のステーキを堪能！豊かな自然の中で生まれ育った「高千穂牛」は、肉質が柔らかく芳醇な味わいだと評判です。

昨晩の夜神楽見学の余韻を楽しみながら、彫り物（えりもの）体験に挑戦！彫り物とは神楽宿に設けられる神域「神庭（こうにわ）」の四方に飾られる切り紙のことで、図柄は陰陽、五行、干支など様々です。