宮崎県の酒蔵巡り【県西編】-0

宮崎県の酒蔵巡り【県西編】



     ミネラル分の多い火山性土壌で、藩政時代から良質な甘藷(サツマイモ)が採れる場所として知られ、栽培が盛ん。そのため焼酎づくりも芋が主流。全国トップメーカーをはじめ、小さな蔵もそれぞれ特徴のある焼酎を造っています。

すき酒造/小林市

「黒瀬杜氏」直伝の技を駆使115年を経た和甕で昔造り
明治から続く蔵元を承継、2010 年に新たな蔵へ移した47 個の和甕で仕込みます。杜氏の内嶋光雄さんは、明治から昭和中期にかけて南九州各地で活躍した鹿児島の杜氏集団「黒瀬杜氏」の技を継ぐ一人。感覚を研ぎ澄ませ造り分ける銘柄は12 種。昔の製法は守りながら独自の味づくりに挑みます。

○住所 小林市須木下田唐池393-3
○電話 0984-48-2016

【おすすめの銘柄】
山猪 (芋 25度)
山美娘 (芋 25度) 
伝須木 (芋 25度)

明石酒造/えびの市

原点は米づくりブレンド技で多彩な味
農業の傍ら米焼酎を造っていましたが、戦後「人の心が丸くなる焼酎を」と先々代が造ったのが芋焼酎「明月」。米焼酎をブレンドしているのが特徴です。麹米には自家栽培米も使用。「多くの人に飲んでほしい」と南九州産の芋7 品種を使い分け原酒を掛け合わせ、創意溢れる30 種を揃えます。

○住所 えびの市大字栗下61-1
○電話 0984-35-1603

【おすすめの銘柄】
 明月プレミアム (芋 25度)※宮崎限定
 明月プレミアムホワイト (芋 20度)※宮崎限定
?ないな (芋 25度)※特約店限定
 

霧島酒造 焼酎の里 霧島ファクトリーガーデン/都城市

歩いて出会う。感じる。学ぶ。五感で楽しむ霧島焼酎
原料は九州産さつまいもと国産米、仕込み水は霧島裂罅水、製造場所は都城市にこだわり、地域と自然を大切にした焼酎造りを続ける霧島酒造。焼酎の工場見学施設「KIRISHIMA WALK FACTORY」では工場内を歩きながら焼酎造りを学べます。霧島焼酎の香り体験やさつまいもの試食もでき、焼酎好きな方もお子さまも楽しめます。

○住所 都城市志比田町5480
○電話 0986-21-8111

【おすすめの銘柄】
黒霧島 (芋 20度/25度)
霧島《宮崎限定》 (芋 20度) 
KIRISHIMA No.8 (芋 25度)

本格焼酎旅BOOK

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