古代日向の都・西都で農泊＆古代ロマン旅

日向神話ゆかりの地が点在する「記・紀の道」は、都萬（つま）神社から西都原古墳群の男狭穂塚（おさほづか）、女狭穂塚（めさほづか）まで約4kmの道のり。かつて降臨された天孫ニニギノミコトは、この土地でコノハナサクヤヒメと出逢い、やがて2人は激しい運命をたどりました。日本最古のロマンスに思いを馳せながら「記・紀の道」に残る伝承地を巡りましょう。

生で食べても美味しいブルーベリー。西都市では夏に摘み取り体験のできる農園がオープンし、気軽に収穫を楽しめると好評です。

一ツ瀬川のほとりに立ち、囲炉裏や校庭のように広い庭がある古民家の民宿。夜は鹿の鳴き声が聞こえ、朝は鳥の声で目が覚めるなど豊かな自然環境にも恵まれています。敷地の好きな場所にハンモックを吊ってのんびり読書をしたり、元気に走り回るニワトリにエサをあげたり、過ごし方は人それぞれ。シイタケの種ごま打ち体験では、乾燥させた原木にシイタケ菌のついた木片を打ち込む、滅多にできない経験が。収穫は2年後なので、また来なくては！となりますね。長期滞在して宿主夫妻と語らえば、自分を見つめ直す時間も持てそうです。

製野菜の収穫や料理作り、周辺の城跡の小路や川沿いを歩くフットパス、ベーコン作り体験など様々な体験が魅力の農泊施設。敷地内に本格的な茶室を備えており、表千家流茶道体験では奥様の指導の下、表千家流で抹茶をたてていただきます。連泊する人はぜひ「ベーコン作り体験」を。作ったベーコンをその日や翌日の食事でいただけますよ。満点の星空が広がる夜は庭に設けた囲炉裏のある東屋で、地元の焼酎や宿主おすすめのワインを飲んで語らいましょう。薪で沸かしたお風呂や3コースから選べるフットパスも好評です。