獲れたての感動を!宮崎の農泊で楽しむ定置網体験-0

獲れたての感動を!宮崎の農泊で楽しむ定置網体験

宮崎県串間市の海で、本物の漁師と行く「定置網漁」体験!みんなで網を引き上げ、目の前で跳ねる魚の力強さに大興奮。獲れたてを味わい、海辺の宿で暮らすように過ごす。海と生きる「農泊」ならではの、体験旅行へご案内します。

旅の始まりは串間の海から

宮崎県の南端、串間市。黒潮の恵みを受けるこの美しい海で、他では味わえない特別な体験が待っています。それは観光用に作られたショーやアトラクションではなく、本物の漁師さんと船に乗り込み、実際の漁場へ向かう「定置網漁体験」です。美しい景色をただ眺めるだけでなく、その土地の日常にお邪魔して、海の豊かさを肌で感じる。そんな農泊ならではの旅がいよいよ始まります。

頼れる船長と「海心丸」へ乗船

集合場所は都井漁港の立宇津港区。ここで体験客を笑顔で迎えてくれるのが、この道一筋のベテラン漁師であり、「海心丸」の船長・川﨑義成さんです。川﨑さんの気さくな人柄と温かい宮崎弁に、初めての方でも緊張がすぐにほぐれます。安全のためにライフジャケットを着用し、乗船前の注意事項を確認。準備が整えば、いよいよ海心丸に乗り込み、期待を胸に出港です。

観光向けのプログラムなので優しい時間設定

本来、漁師の仕事は未明の暗いうちから始まりますが、この体験は観光客が無理なく参加できるよう、朝9時頃(集合8時30分~)の出港に設定されています。船に揺られることわずか10分ほど。都井岬の雄大な景色を海から眺めていると、あっという間に定置網のポイントに到着します。漁場は港から近い沿岸にあり、比較的波も穏やかなため、船酔いが心配な方やお子様でも安心して参加できるのが嬉しいポイントです。

みんなで力を合わせて!網の引き上げ体験

ポイントに到着すると、いよいよ網の引き上げが始まります。漁師さんの合図に合わせて、参加者も一列に並んで網を手に取ります。水分を含んだ網は想像以上にずっしりと重いですが、全員でタイミングを合わせて手繰り寄せていく作業は一体感抜群。最初は海中に沈んでいた巨大な網が、みんなの力で徐々に絞られていきます。網の包囲が狭まるにつれ、バシャバシャと水しぶきを上げる魚たちの気配を感じるようになり、船上のボルテージは高まります。

魚が跳ねる!獲れたての感動

網の包囲網が狭まると、海面がざわめき始め、バシャバシャと音を立てて魚たちが姿を現します。トビウオ、アジ、サバ、カマスなど、季節や日によって入っている魚はさまざま。「こんなに大きな魚が!」と歓声が上がる中、タモ網を使って魚を船上に引き上げる作業は、まさに漁師気分そのもの。ピチピチと跳ね回る魚の力強さと重量感を間近で感じる瞬間は、スーパーの鮮魚コーナーでは決して味わえない、この体験ならではの感動です。

港へ帰還、海鳥たちのお見送り

約1時間半の体験を終え、船は港へと戻ります。行きとは違い、大仕事を終えた後の船上はリラックスした雰囲気。心地よい海風に吹かれながらのクルージングは格別です。おこぼれの魚を狙って空を舞うトンビや海鳥たちが、船を追いかけてくる姿を眺めながら港へ戻ります。

嬉しいお土産付き!獲れた魚はみんなで山分け

港に戻って船を降りると、先ほど獲れたばかりの魚の選別が始まります。この体験の嬉しい特典は、なんとその日獲れた魚を参加者みんなで「山分け」できること。新鮮な魚を持ち帰るために、クーラーボックスの持参は必須です。もし忘れてしまっても、その場で発泡スチロールを購入できます。自分で網を引いて獲った魚は、最高のお土産になること間違いなしです。

赤と白の灯台が目印!「海のこころ」へ

魚の山分けも終わり、朝からの活動ですっかりお腹もペコペコ。向かう先は、都井漁港のすぐそばにある食事処「海のこころ」です。入り口に立つ可愛らしい「赤と白の灯台」のオブジェが目印。実はここ、先ほどまで「海心丸」で指揮を執っていた川﨑船長が経営するお店です。店内に入ると、さっきまで船上にいた船長が、いつの間にか厨房に立ち、包丁を握って手際よく刺身を引いている姿に期待が高まります!

衝撃の食感!「おまかせ漁師定食」

ここでいただくのは、新鮮な魚を使った「おまかせ漁師定食」。獲れたての魚の刺身は、普段食べているものとは全く別物。「ゴリゴリ」とした強い弾力と食感は、現地でしか味わえない贅沢です。頭から胸びれ、骨まで丸ごとサクサク食べられるトビウオの唐揚げや、だしのきいた魚のアラ汁など、素材の味を最大限に生かした漁師料理に、ご飯が進むこと間違いありません!
※おまかせ漁師定食の内容は日によって変わります。人気店のため、事前の予約がおすすめです。

船長が語る「待ちの漁」と海への想い

「普通の漁は魚を追いかけてガンガン走るやろ? で、釣れんかったら次へ。無駄な油(ガソリン)を使うんよ。でも定置網は魚の通り道に網を仕掛けて待つだけやから、もう全然油を使わんからな」と、川﨑船長は優しい笑顔でそう語ります。
自然の理に逆らわず、回遊してくる魚を待つシンプルな漁法。だからこそ環境に優しい。そして、必要な分だけを海からいただく――。美しい串間の海と、そこで生きる人々の知恵。ただ美味しいだけではない、自然と共生する「本物」の豊かさを、この海と船長が教えてくれました。

取材当時(2026年2月時点)の情報です。時期や施設の状況によっては、実施できない場合もあります。
実施状況については各協議会へお問い合わせください。


■各地域協議会のご紹介
ツーリズム高千穂郷
(高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町、諸塚村、椎葉村)
延岡ふるさとツーリズム協議会
(延岡市)
西都市グリーン・ツーリズム研究会
(西都市)
北きりしま田舎物語推進協議会
(小林市、えびの市、高原町)
串間エコツーリズム推進協議会
(串間市)


■その他のお問い合わせ先
宮崎県 農政水産部農政企画課 中山間活性化担当
TEL: 0985-26-7049
MAIL: noseikikaku@pref.miyazaki.lg.jp


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