宮崎牛はもちろん！鶏も豚もスゴイ宮崎県の「肉」特集

肉用牛、鶏、豚ともに日本一の産出額を誇る、宮崎県第2の都市「都城市」をはじめ、宮崎では畜産が盛んに行われています。宮崎県の牛、鶏、豚、それぞれの特徴や地元ならではの美味しい食べ方など深掘りしてご紹介します！

絶品！宮崎牛は日本一

宮崎牛とは、宮崎県内で生まれ育った黒毛和種で、日本食肉格付協会が定める格付基準の肉質等級4等級以上、県内種雄牛、もしくは家畜改良のため指定された種雄牛を一代祖にもつものを指します。
極上な肉質ときめ細やかなサシが特徴で、5年に1度開催される「全国和牛能力共進会」において、2007年から4大会連続で内閣総理大臣賞を受賞。宮崎県で生産された子牛のうち、約4割が県外に出荷され、全国各地のブランド牛の素牛として活躍するなど、その品質は日本全国で高く評価されています。
また、「米国アカデミー賞」アフターパーティー公式メニューにも採用されるほど、国内のみならず世界中からも大きな評価を得ています。

「宮崎牛」の美味しい食べ方

宮崎牛は県内のスーパーや、飲食店のメニューにも多く並ぶ、宮崎を代表するグルメ食材。柔らかな食感ととろける味わいを、いろいろな調理法で！宮崎に来たなら絶対食べたい逸品です。

宮崎牛の鉄板焼き

豪快にカットされた宮崎牛ステーキが、目の前でシェフの技で焼かれていく、臨場感がたまらない鉄板焼き。贅沢で至福のひとときを味わえます。
宮崎牛の焼き肉

ロースやカルビなど、さまざまな部位が楽しめるのが焼肉の醍醐味。一頭からわずかしか取れない希少部位に巡り合えることもあるかも。
宮崎牛のすき焼き

宮崎牛の極上の肉質と脂の旨味が、甘辛いだしと組み合わさり、新鮮で濃厚な生卵にくぐらせることで、さらに濃厚な旨味が口いっぱいに広がります。

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迷ったらミヤチクへ！

宮崎牛の食肉加工や卸業なども行う「ミヤチク（JA宮崎経済連グループ）」が運営するレストランが宮崎県内に4店舗あります。鉄板焼きや焼肉、しゃぶしゃぶなど、さまざまなシーンにあわせてご利用いただけます！

ミヤチク公式サイト

鶏肉も美味しい！宮崎地鶏

宮崎地鶏の代表格といえば「みやざき地頭鶏（じとっこ）」。ルーツの地頭鶏は宮崎県と鹿児島県の旧島津領地で古くから飼育され、藩城主の地頭職に献上されていたことから、こう呼ばれるようになったと言われています。地頭鶏は繁殖が難しいため、天然記念物に指定されていますが、宮崎県が独自に交配改良を重ね「みやざき地頭鶏」が完成。コシがあるのに柔らかい、ジューシーな肉質と噛めば噛むほどに湧き出る深い味わいで、炭火焼きなど、宮崎県の鶏を使った絶品グルメにも多く使われています。
他にも、霧島鶏、日向鶏、日南どりなど、宮崎県産のブランド鶏は種類もたくさん！宮崎県の若鶏（ブロイラー）の飼養羽数は、全国2位で約2割のシェアを誇ります。

「宮崎の鶏」の美味しい食べ方

鶏肉消費量ランキングの上位に入る宮崎県。鶏料理のバリエーションも多く、朝〆の鮮度抜群の鶏のおいしさが味わえるのも産地ならでは。

鶏の炭火焼き

塩コショウなどで下味をつけた鶏を高温の炭火で炙り焼き！専門店はもちろん、居酒屋のメニューにもならぶ定番のご当地グルメ。親鳥を使った歯ごたえのあるものもあります。
チキン南蛮

小麦粉と卵でからりと揚げた鶏肉を甘酢に漬けてタルタルソースで！ジュワッと広がる肉汁に、たれとソースの甘みと酸味がたまらない宮崎県の郷土料理です。
鶏焼肉

ムネ、モモ、セセリ、皮など下味のついた鶏のいろいろな部位を、炭火の七輪で焼いて味わう焼肉スタイル。主に宮崎県の西部で食べられており、専門店もあります。

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スーパーでも鶏のタタキが買える！

鶏肉の産出額が全国トップレベルの宮崎県は、もちろん消費量も全国上位！鶏料理が日々の食卓にも多くのぼります。スーパーでは、炭火焼きやチキン南蛮はもちろんのこと、鶏のタタキも販売されていて、テイクアウト専用の地鶏専門店もあります。

豚肉も美味しい！宮崎ブランドポーク

牛肉、鶏肉とならび、豚肉の畜産も有名で、産出額は全国2位！「宮崎ブランドポーク」は、宮崎県内の安全・安心の基準をクリアした生産者のみが生産した宮崎を代表する豚肉ブランドです。基準を満たした個別銘柄が認定されており、それぞれ独自に配合した餌やこだわりの飼育環境、厳格な品質管理により、優れた肉質が実現されています。
宮崎の豚肉は、肉の甘い風味、脂の口溶けなどの特徴があり、しゃぶしゃぶやトンカツ、ソーセージやハムなどの加工品など、様々な味わい方でその美味しさを実感できるビタミン類に富んだ食材です。