神戸から新船フェリーで行く宮崎!優雅な船旅の楽しみ方-0

神戸から新船フェリーで行く宮崎!優雅な船旅の楽しみ方

\ 宮崎を旅するライターがお届けする旅行記事シリーズ /

カーフェリーって「車がある人の移動手段」とか「女子旅にはちょっと向かないかも…」とか思っていませんか?

そんなことはないんです。実は、神戸⇔宮崎のカーフェリーは、2022年春と秋に新しい船が就航し益々便利に、そして綺麗で快適になったのです!女子旅にこそお勧めしたい新船フェリーの船旅。

今回は新しく就航した2隻のうち「フェリーろっこう」に乗船してみました。フェリー乗り場までのアクセスなど気になるところから、船内の様子まで詳しくレポートします!

これまでフェリーを使った事がない人でも、きっとフェリーに乗って宮崎を訪れてみたくなりますよ♪

※本記事は2023年2月時点の情報です。

フェリー乗り場までのアクセスも楽々!

今回は車無しで乗船したのですが、フェリー乗り場まではJR三ノ宮駅からも徒歩約20分と近い距離です。乗船の時刻に合わせて三ノ宮駅から連絡バスも出ているのでとても便利で、仕事終わりに乗る事もできそうです。

フェリーターミナルに到着したら、受付を済ませて乗船ですが、その前にちょっとターミナル3階の展望テラスへ寄ってみました。ここからだとフェリーの全景を綺麗に撮る事ができるんです。

夕日に照らされる「フェリーろっこう」は堂々としていて美しく乗船のワクワク感も高まります。

神戸の街をイメージした船内

船内に足を踏み入れて最初に目に入るのは、青いタータンチェックの壁がかわいいエスカレーター。「神戸タータン」は、神戸の海の青、六甲山の緑など神戸の街を表現したチェック柄なのだそうです。壁のマリンランプとシックなダークブラウンの天井もおしゃれです。

船内も神戸の街並みをイメージしたもの。4階まで吹き抜けのロビーは白とダークブラウンを基調にした大人の雰囲気で高級感があります。ゆったりとしたソファーが至る所に用意され、部屋の外でもゆっくりとくつろげるようになっています。

いよいよ出航!

部屋に入って落ち着いた頃にちょうど出航の時間を迎えました。
季節によりますが、冬の時期だと出航時は日が暮れて、神戸の街の美しい夜景を見る事ができます。夏の時期だとまだ明るいですが、夕焼けに照らされる神戸の街もまた美しいでしょう。

部屋によっては、部屋でくつろぎながら窓から景色を楽しめるのでいいですね。個室はモダンな雰囲気で、アメニティや備品もホテル並みに充実していて快適でした。個室の部屋が増えたので女子旅にも利用しやすくなったと思います。

神戸を出航し、宮崎までは13時間30分(日曜日発は14時間40分)。お部屋でゆっくり過ごすのもいいですが、部屋の外でも色々と楽しめるのがフェリーのいい所です。
私も早速、部屋を出て船内をまわってきました。

充実バイキングで満足、船内レストラン

最初に行ったのは船内レストランです。出航時刻がちょうど夕食時間という事もあり、レストランは出航後すぐに賑わっていました。レストランは広々としたスペースに座席もたくさん設けられていてゆっくり座る事ができました。

食事はバイキング形式で好きな物を選ぶことができます。夕食には神戸の中華街を思わせる、ちまきやしゅうまい等の中華メニューや、宮崎の地鶏の炭火焼などの地元料理が並び食欲がそそられます。

窓側のカウンター席からは海も見え、ちょうど食事の時にはライトアップされた明石海峡大橋が見えていました。夜景を楽しみながらの食事は、優雅な気分にさせてくれます。

ちなみに、朝食は和食・洋食にサラダコーナーと朝も充実した品揃えでした。朝から野菜をたっぷりとれるのは女性にとって嬉しい事で、しっかり食べて良い朝のスタートがきれました。

快適!絶景!展望浴室

私がフェリーで楽しみにしていたのが、展望浴室です。船の中で、広々としたお風呂に入ることができ、窓からは海も見えるなんて贅沢な時間です。

脱衣所や洗面室も広くて清潔感がありました。洗い場にはそれぞれ仕切りが設けられているので隣の人との距離も保てて安心です。

夜の展望浴室はお湯がキラキラ揺らめきナイトプールのようでした。遠くには四国の灯りが見え、動いている船でお風呂に入っているというのは何とも不思議な感覚。ぼんやり海を眺める癒しの時間となりました。

展望浴室は、朝も7時から(宮崎発便の場合は6時半から)利用できます。天気が良ければ青空と海の爽快な景色が見られて朝風呂も気持ち良さそうです。

展望浴室の隣にはシャワールームもあります。展望浴室は夜22時までに利用となっていますが、こちらは乗船から入港前までいつでも利用できるので22時以降に入りたい時や、早朝のシャワーに便利です。こちらも清潔感があり、脱衣スペースは個室になっているので使いやすそうです。

女性に嬉しいパウダールーム

今回私が嬉しかった場所が、女性専用のパウダールームです。各ブースにドライヤー・ティッシュ・ハンドソープが完備されています。女性同士の旅だとメイクやヘアセットに時間がかかるし、できれば大きめの鏡と椅子も欲しいですよね。
朝は船が少し揺れていたのですが、そんな時でもゆっくりと座ってヘアセットやメイクなどができたのでとても助かりました。

フェリーグッズもお土産も揃う売店

フェリーには売店もあります。宮崎の焼酎がずらりと並んでいて早くも宮崎気分を盛り上げてくれます。宮崎カーフェリーのかわいいイラスト入りのここでしか購入できないグッズも売られているので、旅の記念やお土産に買って帰るのも良さそうです。

ライブやショーも楽しめる船内イベント

日にちによっては船内のロビー階段踊り場がステージとなってライブやショーが行われています。
イベント予定は宮崎カーフェリーホームページのイベントページで確認できるので、ぜひチェックしてみてください。イベントに合わせて乗船するのも楽しいですね。

あらゆる角度から景色を楽しめる展望デッキ・展望室

部屋の窓から外を見る事のできる部屋もありますが、他にも船内には左右の窓辺に展望スペース、船首には展望サロン、屋外には展望デッキと東西南北、色々な方向から海や景色を楽しむ事ができます。好きな飲み物を片手に外の景色を眺める時間は至福の時でした。

海の大パノラマの景色を見たい時は、屋外の展望デッキへ。
出発の際は夕景から夜景へと神戸の街のキラキラとしたライトアップを間近で見る事ができました。季節によっては、星空観測も良さそうですね。

朝は、早起きして水平線から昇る朝日をみるのも素敵です。船上から見るといつもの朝日よりもぐっと太陽が近くに見えるように感じます。

朝は準備をしたり朝食を食べていたりしていたら、もう宮崎港が近づいて来ていて慌てる程でした。船内での時間が長くて退屈かなと思っていたのですが、食事や大浴場を楽しんだり、移り行く景色を見て寛いだりしていたら逆に時間が足りないと思える程でした。それ位、フェリーの旅は快適で満足できるものでした。

南国気分なワシントニアパームがお出迎え。宮崎に到着!

到着してまず目につくのは南国を思わせるワシントニアパーム!南国に来たっという実感がわきます♪

フェリーの到着に合わせてフェリーターミナルからバスやタクシーも出ていて便利です。宮崎駅まではバスで15分程と近い距離にあります。朝の9時頃に到着するので丸1日宮崎を満喫できました。これも寝ている間に移動ができるフェリーのおかげですね。

どうですか?宮崎カーフェリーの新船「ろっこう」に乗って、宮崎に行ってみたいと思いませんか?

今回乗ってみて私はフェリーのイメージがガラリと変わりました。フェリーは移動手段の一つとしか思っていなかったのですが、フェリーに乗った事がむしろ宮崎旅のメインイベントとも言える程、快適でとても楽しい経験でした。

宮崎に行く時には、ぜひ宮崎カーフェリーでのシンセン船旅も宮崎旅行の目的の一つに入れてみてくださいね。

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