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大浦酒造株式会社

大浦酒造株式会社の写真

焼酎ブームと健康志向。その二つのキーワードを満たす焼酎がここにあると聞き、都城市平江町の大浦酒造さんに足を運んでみた。大浦酒造は明治42年に創業された歴史ある酒造会社。

「〈焼酎と健康〉を堪能できる焼酎について、教えてください!」そんなぶしつけな質問に、大浦酒造の四代目代表・原田佳和さんは気さくな笑顔で答えてくれた。
それは、きっとこれのことだと思いますよ。と出して下さった『玄米焼酎』。
そんな『玄米焼酎』の歴史について教えていただいた。

「この『玄米焼酎』は昭和50年頃に先代が開発されたものなのです。但し、開発したとはいえ、最初から売り物にしようと開発した訳ではなかったんです」と原田社長。実はこの『玄米焼酎』、商品としてではなく、先代が健康のためにと、自分の田でとれた米を使い、自家用として造り、愛飲していたもの。それが何らかの事情でたまたま市場に出てしまったが、それが大変好評で、問合せ等が相次いだ。そんな皆さんの声に応える形で、商品として正式に開発。販売に至ったという経緯を持つ。

通常の米焼酎と言えば、白米で造るもの。それを敢えて玄米で造ったのはやはり健康を意識してのこと。玄米は、白米に比べて胚芽や外皮があり、栄養を豊富に含んでいるという健康面でも嬉しい要素が詰まっている上、味わいも深くなるという。
昭和50年、先代が自らの焼酎好きと健康志向を満たすために生まれた『玄米焼酎』は、健康志向の高まる現代、時代が追い付く形でその注目度も上がってきた。健康術を示す自然食の本などでも、健康食を造る材料として『玄米焼酎』が良いとして紹介されている記述もあるほどだ。そんな本を読んだという人から、『玄米焼酎』を送って欲しいという注文もよく入る。

手違いで市場に出回ったときの反響が大きく、発売に至ったという経緯を持つ『玄米焼酎』なので、もちろん、味も抜群なのだと思いますが、どんな味なんですか?と質問してみた。

「やはり、白米を使った米焼酎と比べるとクセはあるんだと思いますよ。ただ、このクセがいいと感じる焼酎好きも多いですよね。また、実は製造自体は平成7年までしかしていないため、現時点で8年以上はねかした焼酎なんです。一般に米や麦を使った焼酎は、ねかせばねかすほど味にまろやかさが出て、おいしくなると言われていますから、この『玄米焼酎』も味にまろやかさも出て、いい感じに美味しくなっていますよ」
平成7年までしか製造されていないとなると、いつかはなくなってしまうと…。
「まあ、在庫が切れればですね」
それは、幻の焼酎になってしまう前に、ぜひとも飲んでおきたい一品ですよね。
「そう思われて、買い占められてしまったりすると、ちょっと困るというか、寂しいというか…。私が飲む分も残っていてくれないと困りますから」
そう語る原田社長の今後の夢は、先代がもともと自分の酒として『玄米焼酎』を造ったように、自分が毎日楽しむために飲む焼酎を造ることだという。焼酎好きが自分のために造る焼酎、美味しい焼酎を飲みたい! そんな欲求こそが、焼酎造りに一番大切なエネルギーになるのかも…。
では、そんな社長のための「焼酎」が出来上がったときには、自分のためだけとは言わずに、ぜひとも全国にいる焼酎ファンの口にも入るよう、必ずや商品化してくださいね。
切に、そうお願いして、大浦酒造さんを後にした。

大浦酒造株式会社。今はもう製造されていない…

大浦酒造株式会社。

大浦社長 の写真

焼酎について気さくに答えて下さる原田社長

健康志向の方も焼酎好きな方もうならせる『玄米焼酎』 の写真

健康志向の方も焼酎好きな方もうならせる『玄米焼酎』

素敵な笑顔でいつも社長の傍らで支えてこられた優しい奥様

素敵な笑顔でいつも社長の傍らで支えてこられた優しい奥様

大浦酒造株式会社

  • 所在地/都城市平江町2-8
  • 問合せ/TEL.0986-22-0730

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更新日:2011年12月1日

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