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本坊酒造株式会社小林工場

鹿児島に本社を置く本坊酒造株式会社。同社小林工場の水が焼酎の味を決めていると聞き、小林工場へ、こだわりの水を訪ねた。

今回、話を伺ったのは、鹿児島本社の下原さん。
霧島山系天然水を使用した芋焼酎『石の蔵から』 の魅力をたーっぷりと語ってもらった。

小林工場の看板の写真

小林工場の看板

通称・生駒富士の写真

通称・生駒富士、ひなもり岳を映す出の山公園。霧島山系からの湧き水は環境省全国名水百選に選ばれる

味の魅力を引き出す重要な割水

自慢の湧水の写真

今、巷で大ブームを起している芋焼酎。この『石の蔵から』は、一般的な飲み方とされるお湯割りではなく、ロック、またはストレートで飲むのがオススメな焼酎。原酒を長期貯蔵で熟成、風味を損なわないように天然のミネラル水で割り水することで、コクがありながら爽やかな風味を醸し出している逸品だ。

原料の甘藷が採れるのは、薩摩半島の南端の地、南薩摩と言われる一帯。甘藷の品種は、焼酎造りに適した黄金千貫(コガネセンガン)。中でも良質な甘藷を選び、丹念に仕込まれる。

出来上がった焼酎は、鹿児島県加世田市の石蔵へと運ばれ、樫樽の中で3~5年ほど熟成。名前の由来はここからきている。

「この石蔵で長期貯蔵することで、芋の甘みは残したまま、独特の臭みだけが取り除かれるんですよ」と下原さん。これがロックやストレートで楽しみたくなる味の秘密、その1。

さらに、寝かすうちに樫樽の成分が浸透し、バニラのような香りを醸す琥珀色の芋焼酎へと生まれ変わるのだそうだ。

そして、最終仕上げに大切なのが、小林から運ばれる水。小林工場の地下183メートルから湧き出す水が重要な役割を果たしているのだ。
「せっかくこだわりの原料を使ってできた焼酎も、水割りやお湯割りで飲むのに水道水を使っては台無しです。それなら初めから旨い水でも割り水をしようと。小林工場の水は本当にいい水なんですよ」と下原さん。その水は、ミネラルやカルシウムを豊富に含んだ硬水なんだそうだ。

最終仕上げが行われる鹿児島工場まで、定期的にローリーで水を運ぶのは大変なことだが、この小林の水があるからこそ、この焼酎が出来上がる。欠かせない水なのである。

これが自慢の湧水の写真

これが自慢の湧水

ロックがイケる、爽やか系芋焼酎

「せっかくこだわった素材と水、製法が生み出す味や香りをそのまま楽しんでほしいと、ロックやストレートでの飲み方をオススメしていますね。それを考えてアルコール度数も17度と低めに設定されています。だから、小林の水の魅力が『石の蔵から』の大半を占めているといったらオーバーかもしれませんが、それくらい大きな役割を担ってるんですよ」と下原さん。地元の水をほめられて、なんだか嬉しくなる。

透明のオシャレなグラスに注ぎ、氷を浮かべ、カラカラッと…
琥珀色の優しい色合い、そして、甘い柔らかな香り。これが芋焼酎? と思わずグラスを眺めてしまいそうなほど、ソフトな焼酎だ。アルコール度数も低く、まろやかな風味に仕上げた『石の蔵から』。女性に人気があるのも納得。
知覧から加世田、鹿児島を旅し、小林の水が注がれて生まれる『石の蔵から』。この一杯に、南九州のおいしい魅力がたっぷり詰まっている。

小林の湧水を使った『石の蔵から』720ml の写真

小林の湧水を使った『石の蔵から』720ml

本坊酒造小林工場事務所の写真

本坊酒造小林工場事務所

本坊酒造株式会社 小林工場

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更新日:2011年12月1日

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