ここから本文です。

日南酒造協同組合

日南市街から車で10分足らず。国道222号沿いに現れる白壁の家々。これが文化庁の伝統的建造物群保存地区に指定された飫肥の街並みだ。
飫肥は、伊東氏五万一千石の城下町。飫肥城は文明16(1484)年から84年間、伊東氏、島津氏の日本の歴史史上最長という城争奪戦が行われた場所だった。その後、伊東氏が280年余にわたって治めることとなる。

広渡川の水を引き込んだ用水路の写真

広渡川の水を引き込んだ用水路には錦鯉が放流されている

現在は大手門が復元され、碁盤の目のように区画された町割りは、城に近い場所から位の高い順に武家屋敷が並び、現在バス通りになっている本町通りの商人町へと続いている。

日南市街地から飫肥に入る入口にJR日南線飫肥駅がある。ここから徒歩で約5分のところに、日南酒造会館(日南酒造協同組合事務所)がある。
大きな蔵風の建物に「のみんきね(飲みにいらっしゃい)」と染め抜かれた巨大なのれんがかかっている。玄関脇に並んだかめには、13の蔵元の名前がずらり。駐車場も広いので、ぐいっと中へ。

日南酒造協同組合(矢野貞次理事長・松露酒造社長)は、平成15年10月に、県南の焼酎メーカー13社が出資して設立された。県内7つの酒造組合と上部団体の県酒造組合連合会が統合したのをきっかけに、地域の独自性を保ち、情報発信の場を作るのが狙いだ。
会館の中に入ると、まさに焼酎ギャラリー。13社で製造されている焼酎がずらりとディスプレイされ、ひとつひとつラベルを見るだけでも個性があって面白い。
試飲コーナーでは、焼酎の聞き酒に挑戦してみよう。

日南酒造会館の写真

日南酒造会館

紺色ののれん「のみんきね。」の写真

紺色ののれん「のみんきね。」

原料、度数、醸造方法、貯蔵方法などが違う何種類か並べてみると、香りの違い、味わいの違いがわかってくる。焼酎は蒸留酒だから、どれも一緒、なんてのは大間違い。1回だけ蒸留する本格焼酎は、原料の香りがよく残るのが特長なのだ。
比べてみると「同じ芋でも蔵によってこんなに違うのか!」なんて発見も。
一部、販売も行っているので、好みのものが見つかったらおみやげにいかが?

国道222号、本町通りの写真

国道222号、本町通りは白壁の続く商人町。この通りに醸造蔵が2つある(小玉醸造、王手門酒造)

昭和53年に地元飫肥杉を使って復元された大手門 の写真

昭和53年に地元飫肥杉を使って復元された大手門

試飲コーナーの写真

県内の酒造メーカーの3分の1は日南市、串間市、南郷町、北郷町に集まっている

代表的な焼酎が並ぶ試飲コーナー の写真

代表的な焼酎が並ぶ試飲コーナー

地図

日南酒造協同組合


Share this

更新日:2011年12月1日

ページの先頭へ戻る