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高鍋城址の舞鶴公園とその周辺を会場に、約1万基の灯篭に火を灯す幻想的なイベントです。高鍋の地を治めた名君「秋月種茂公」が設立した藩校「明倫堂」の教え(人の道)を広く育んでいこうという思いも込められています。
例年10月10日前後の土・日曜に開催されます。
高鍋城は854~856年(斉衡年間)に築城され、戦国時代には日向伊東氏四十八城のひとつとされました。豊臣秀吉による九州統一後、筑前(福岡県)から秋月氏が入城 し、高鍋藩を治め文教にも秀でた名君といわれました。現在、城跡は舞鶴公園として整備されていて、石垣や今も水をたたえる堀などが残ります。
公園周辺には、高鍋町美術館、高鍋町歴史総合資料館などが整備されています。
灯籠の創作コンテストのほか、ステージイベントなど、さまざまなイベントが行われます。
1日目は物産展や、秋月種樹の邸宅を復元した「萬歳亭はなれ」でお茶会、公園前の県道を 歩行者天国にした「町民総踊り」(約30分)などがあります。また、15時45分から灯篭の点灯式が行われ、高鍋神楽(県指定民俗文化財)が舞われます。
点灯に使う火は、子どもや若者たちが火おこししたもので、明倫堂の教えを語り、その精神文化に火を灯そうという願いが込められています。松明に移された火がメインの灯篭に灯され、その後、ひとつひとつに点灯されていきます。
2日目も物産展、ステージプログラムなどが行われ、「灯篭火納式」でまつりのフィナーレとなります。
灯篭は、公募された創作灯篭や子どもたちが作った灯篭など、約1万基が並べられ、コンテストも行われます。
詳しい情報は高鍋町HPをご覧ください。
市町村 | 高鍋町 |
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開催期間 | 10月上旬 |
会場 | 舞鶴公園周辺および町内商店街 |
お問い合せ先 | 高鍋町政策推進課 TEL:0983-26-2018 |
このページに関するお問い合わせは
宮崎県 商工観光労働部 観光経済交流局 観光推進課
宮崎県宮崎市橘通東2丁目10-1
電話:0985-26-7530 FAX:0985-26-7327