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50の物語集 神話編

第十五話 ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの出会い|西都市 宮崎市

(こい)する(かみ)さま

ある日、ニニギノミコトが、気持ちよく散歩をしていた時のことです。

それはそれは美しい姫に出会いました。

「あなたはまるで可憐(かれん)な花のように清らかで、何とお美しいのでしょう」

ニニギノミコトはひと目でその娘に恋をしてしまいました。

「あなたのお名前は?」

「私は山の神オオヤマツミの娘で、コノハナサクヤヒメと申します」

「あなたに兄弟はいらっしゃいますか?」

「はい、イワナガヒメという姉がおります」

名前のとおりに、まるで花が咲いたように美しいコノハナサクヤヒメに、ニニギノミコトはすぐに結婚を申し込みました。

コノハナサクヤヒメにしてみれば、ニニギノミコトは何といっても天つ神の皇子でりっぱな若者。しかも自分に好意を持ってくれることをとてもうれしく思いました。

そこで、コノハナサクヤヒメは

「私もあなたと結婚したいと思っています。ですが、何しろ突然のことですので今すぐお返事をするわけにはまいりません。一度家に帰って父のオオヤマツミに相談いたします。そのあと父がお答えするでしょう」
と、自分の家へ帰ってゆきました。ニニギノミコトはさっそくオオヤマツミのもとに使いの者を送り、コノハナサクヤヒメと結婚したい気持ちを伝えました。

ニニギノミコトのプロポーズは、こうして無事終わったのですが・・・。

※神さまメモ「お神酒(みき)のルーツ」
日本書紀によると「コノハナサクヤヒメは、米で祝い酒をつくり、お供えした」とあり、このときの祝い酒が、現在のお神酒のはじまりとされています。

【御舟塚(みふねづか)】(西都市)
地上に降り立ったニニギノミコトの一行が舟に乗って着いたところで、その時の舟が祀られているといわれています。
御舟塚のある一帯は、当時、奥深い海の入り江で、古事記にでてくる「笠沙碕(かささのみさき)」はこの地であると伝えられています。

【逢初(あいそめ)川】(西都市)
ニニギノミコトが、水を汲みにきていたコノハナサクヤヒメと初めて出会い、見そめられた場所といわれています。
なお、高千穂町にも同じ名の川があり、同じ伝説が残されています。

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