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50の物語集 神話編

第十一話 神話・伝説のこぼれ話|高千穂町

高千穂(たかちほ)()()こり

ニニギノミコトが葦原の中つ国(あしはらのなかつくに)に降り立つ「天孫降臨(てんそんこうりん)」神話について、高千穂町では次のように語り伝えられています。

〜 ニニギノミコトが高千穂の二上峰(ふたがみのみね)に降り立った際には、空は夜のようにくもってまわりは何も見えませんでした。

「さて、どうしたものか」

ニニギノミコトが困(こま)っているところへ、大はし、小はしと名乗る二人の者が現れ、
「あなた様の尊(とうと)い手で千本の稲穂(いなほ)をつみ、その籾(もみ)をしごいておまきになれば、必ずや空は晴れることでしょう」
と申し上げました。

ニニギノミコトは二人の言うとおり、千本の稲穂をつみ、その籾をしごいてまいたところ、たちまち天地が開け、日の光が輝(かがや)き、無事に高千穂の里に着くことができたということです。

それで、この地を「千穂」というようになり、その上にニニギノミコトの尊さを意味する「高」の字を付けて「高千穂」と呼ぶようになったと言われています。

【高天原遥拝所(たかまがはらようはいしょ)】(高千穂町)
くしふる神社の南に連なる小高い丘の上にあり、天孫降臨後、神々がこの丘に立って、高天原を遙拝した場所といわれています。
周辺には神武天皇の兄弟神の生誕地と伝えられる「四皇子峰」や高天原の水の種を移したとされる「天の真名井」があります。

【みろく田】(高千穂町)
種をまかなくても稲が生えてくる「不蒔田(まかずのた)」ともいわれ、ニニギノミコトが高千穂の地に降り立った際にまいた稲穂の籾のなごりとも伝えられています。
この田に稲が実った年は豊作であったとも伝えられています。

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