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50の物語集 伝説編

神話・伝説のこぼれ話

第二十九話 こぼれ話 【高千穂町】

もうひとつの鬼八伝説(きはちでんせつ)

ミケイリノミコトの鬼八退治の伝説。この伝説にはエピソードがあります。

弟のカムヤマトイワレヒコとともに、東征(とうせい)に出かけたミケイリノミコトが、途中で一行とはぐれ、五ヶ瀬川沿いに高千穂に帰ろうとしていた時のことです。

突然、空が真っ暗になり、大雨が降り、たちまち川に水があふれて渡れなくなりました。そのときは何とか渡れたものの、その後も、行く先々で大雨が降りました。

実は、鬼八が雨を降らせる術を使ってミケイリノミコトの邪魔(じゃま)をしていたのです。

困ったミケイリノミコトが、天の神々にお祈(いの)りをしたところ、雲がかき消え、たちまちにして雨がやんだということです。

その後、無事に高千穂へ帰ることができましたが、ここでも、人々から鬼八の暴れぶりを耳にしたミケイリノミコトは、
「これはいけない。いつの日かきっと私が退治してやる」と心に誓(ちか)ったそうです。

※日之影町にはこの話に関係する地名がいくつか残されています。

【国見ヶ丘】(高千穂町)
神武天皇の孫タテイワタツノミコトが九州統制のため、阿蘇に向かう途中、この地に立ち寄り、この丘から四方を眺め、国見をしたことからこの名がついたといわれています。
標高は513mで快晴の日には、西に阿蘇の五岳、北に祖母連山、東に高千穂盆地を見わたすことができ、秋の雲海の名所としても知られています。

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