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更新日:2011年12月1日

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北郷町で農園体験

農園ピクニック(北郷町)

宮崎市内から国道220号線海岸沿いを南下すること1時間。北郷町の山すそに到着すると、農園「ぴくにっく」の木の看板発見。うっそうとした木立に囲まれた山道を進み、駐車場に車をとめ、そこからは心臓破りの坂を、必死の思いで登る。途中「せみの鳴き声やあぶが近づいてくる音」が聞こえはじめる。どんどん神経がとぎすまされているような気がしてくるから不思議なものだ。

やっとの思いであがっていくと、そこにはかわいいとんがり屋根の「農園ぴくにっく」。

息を切らせて上ってきた私を出迎えてくれたのがオーナーのお母さん鋭子さん。
「疲れなさったやろ~。ここは、みんなふうふう言いながらあがってきなさるもんね~」と優しく声を掛けてくれた。なんだかおばあちゃんの家に来た懐かしさを感じる。

その声に続いて「お疲れ様。びっくりしたでしょう~」と古谷元一さん昌子さん夫妻が笑顔で出迎えてくれた。さぁこちらへ。と案内されたのは、宿のテラス席。ちょうど北郷温泉郷が正面に見え、その奥にはそびえたつ山々が・・・「海から近いのにこんな山があるんですねってみんなびっくりするんですよ」

高台にあるせいか、ひんやりとした風が吹いてくる。

「風が見える場所だね~って言われるんですよ。ここを作る前から、何度かここに登山をしにきていてどうしてもみなさんにこの景色を味わってほしくって。大工さんからは絶対にこんな山に作るのは無理って言われたっちゃけど」

農園ぴくにっく、外観の絵

とんがり屋根の可愛い「農園 ぴくにっく」

案内看板の絵

可愛い手書きの案内看板が 頂上まで導いてくれる

正式オープンは2002年8月。それまでは1年かけてモニター宿泊をしながら、お客様の声を集めた。ここができるきっかけは、古谷さんが椎間板ヘルニアで5ヶ月もの間入院をしたことだ。それまでは5,000頭もの養豚業者としてバリバリ仕事をしていた古谷さん。この仕事を続けることはできないと、新たな道を探していたある日、奥様が鹿児島の喜入にある牧場でグリーンツーリズムの話を聞いて興奮して帰ってきた。その話を聞くうちに、古谷さん自身もグリーンツーリズムに惹かれていくようになった。そして「九州グリーンツーリズム大学」が熊本県小国にあることを知り、古谷さんが入校。また奥様もヨーロッパへ研修に行くなど、運命の歯車が少しずつ回り始めた。

本場のヨーロッパでグリーンツーリズムを体験し、とにかく飾らずにありのままを受け入れるのが、本当のもてなしなのだと気づき、自信を深めた奥様。ログハウスを建てたい夢を実現。手作りにもこり始めた古谷さん。ここでの体験は、パン焼きや竹細工づくり、またその時期に取れるブルーベリーなどを収穫しジャムをつくったり、黒豚の燻製やハム・ソーセージづくりなど、その時々にあわせてプログラムが立てられる。もちろん庭にある家庭菜園での収穫体験なども。隣の日南市にある酒谷中学校の生徒たちがやってきたときには、生徒たちが目をきらきらさせて体験していたとか。

 

体験が終わるとそれをもとにした夕食。すべてここでできたものばかりで、しかも自分たちが作ったものだけに味も格別。ゆったりとした時間それに空気、自然。ここには本当に贅沢な時間が流れているようだ。ふと見上げると普段は見ることができない星空が輝いていた。

取材した日に一緒に宿泊していたのは、清武町の南加納保育所を通じてお友達になった4家族。感想を聞いたところ、みな口々に「時間がゆっくりとながれて、久しぶりにゆったりした」「最高だった。子どもたちもいろんな経験が出きてよかった」と話してくれた。みんな優しい顔をしていた。ここには、来る人たちを温かく迎える古谷オーナーの笑顔と、北郷の自然があり、人を優しくそして元気にしてくれるに違いない。

やさしい笑顔の古谷さん夫妻

人が集まるリビング

心まで暖かくなりそうな暖炉

おいしい空気も一緒に

農園ぴくにっく 地図農園ぴくにっく

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